1.FX(外国為替証拠金取引)とは
FXとは、外国為替証拠金取引のことです。英語表記の Foreign Exchange の頭文字です。
また国際的にはFOREX と表記されたりもします。簡単にいうと円を売ってドルを買って、買った時よりも高く売ることでその差額を収益にするということです。
実質、70円で仕入れた商品を100円で販売して30円を利益にしようという商売と
本質的には同じです。ただしFXでは、その仕入れに必要な代金をFX会社に預けることで、元手の代金の数倍から数百倍のレバレッジを効かせることができるのです。
2.FXは、レバレッジ(=テコの力)を使って効率的に資金を運用するもの
レバレッジを使うことで、あなたの資金額の何倍に相当する資金をトレードすることが可能です。そのため使い方によって資金を大きく増やすことも減らすことも起こります。
なのでレバレッジは使い方を誤ると、不本意にも資金を大きく減らしてしまう可能性もありますので、まずは正しくリスクヘッジを行ない、FXトレードの基本的な使い方を学ぶ必要があります。そしてFX海外口座の特徴はハイレバレッジ取引ができることです。
3.FX海外口座 ハイレバは危険ではない理由
巷にはハイレバは危険という考え方もあります。しかしこれは、使い方次第 というのが
本当のところです。ハイレバは大きなテコですので、低いレバレッジの国内口座よりも大きな力が働きます。大きな力であるが故に危ないという見解も頷けます。しかしそれは、
原付バイクと大型バイク、どちらも自動二輪車ですが排気量が違うので、免許も違えば法定速度も違います。大きな力が働くのでそれを乗りこなす技術が問われても当然です。
しかし大型バイクにはメリットもあるわけですから、海外口座を一言で危険と解釈してしまうのは早計かと存じます。大型バイクにだって安全な運転方法があるんです。
もうひとつ挙げますが、国産の軽自動車は660ccだから安全だけど、外国のスポーツカーは6000ccだから危険でしょうか。要は大きな力を扱うには、大きな力を乗りこなすためのそれに適した技術が必要というだけですよね。一概に大きな力= ハイレバレッジは危険というわけではありません。
[超重要] なことをお伝えします。私の手法においては、「ハイレバレッジの力は、一気に資金を大きく増やすために用いるのではなく、防御力を高めるために用います。」要するに「ハイレバの力を攻撃力に全振りするのではなく、防御力アップ側に振っている」のです。要はあくまで乗りこなし方次第 ということです。即座に一攫千金!を望んでいる方には、このブログは不向きです。私がお教えできるのは、ハイレバの効力を防御に用いる手法です。
(防御力を重んじたハイレバレッジに関する記事がありますので、ぜひご参考ください)
4.FXは 平日24時間いつでも取引できます
FXは、インターバンク市場という国際的な銀行間での通貨売買が行われています。
日本/アジア市場、オセアニア(オーストラリア)市場、ロンドン/ヨーロッパ市場、アメリカ市場、がありますので、各国の時差により実質平日24時間の取引が可能です。
(但し、日本時間早朝6:00前後は1時間ほど休止します)
5.取引時に発生するスプレッド手数料とは
スプレッドとは、通貨間の売買を行う際に発生する手数料です。
個人トレーダーは、FX会社を介して取引を行うため発生します。
FX会社が仕入れた商品(各国通貨)を個人トレーダーに、スプレッドという手数料を
乗せて売買の仲介料を取るような仕組みです。
各FX会社の特性によりスプレッド手数料が異なりますので、トレーダー自身の目的やスタイルにあったFX会社を選択します。(FX会社の選び方 リンク)
例えば、数分から1時間程度の期間に早期決済をするスキャルピングに最適なFX 取引所、または数時間から1日はポジションを持つデイトレード、数日間から数ヶ月間ポジションを持ち続けるスイングトレードに最適なFX取引所など、各々のFXトレーダーのスタイルによって選んでいきます。
私の場合:スキャルピングはTitan FX, デイトレはXM Trading というように使い分けています。それは各FX取引所のスプレッド特性を熟知したうえでの最良の選択結果です。
FXトレーダーは少しでも有利に戦うため、数あるFX会社の中からスプレッド手数料がいくらなのか?を踏まえて選ぶべきです。( 各社スプレッド手数料一覧はこちら)
6.スワップ金利とは
スワップ金利とは、各国通貨により金利に違いがあるために生じる差益です。
例)金利の低い円を売って、金利の高い豪ドルを買ったとします。
(豪ドルの金利)-(円の金利)=スワップ金利
この金利を1日換算し、保有期間中は毎日受け取ることができます。
この逆のケースの場合、 [高い金利の通貨を売り、低い金利の通貨を買う場合、スワップ金利を得流ことはなく、逆に支払わなければいけません。しかしスワップ金利自体はとても少額ですので、数千、数億、数十億円単位の資金でも動かさない限り、気にするほどではありません。個人トレーダーが売買をする際にも、厳密にはスワップ金利が乗っているということだけ知っておけば大丈夫です。
7. [これからFX を始める方へ] まずはFXトレードの仕組みを理解しよう
巷にはFXはレバレッジをかけることができる特性上、危険だ!という方もいらっしゃいます。確かに使い方を知らずにリスクも無視していたら危険です。
逆に使い方を覚えてしまえば、[ 少ない資金を効率よく運用できる] という良い局面もあるのです。「もしFXで資金を運用するのであれば、必ず正しい知識と使い方を身につけてましょう。」
考え方によっては、少ない資金で始められるFXは、非常に便利で有効なシステムだと言えます。例えば、私が実際に使っているXMという海外口座はどんなに少額でもトレードすることができます。私が実践するFXトレードは、テクニカル分析という価格推移のチャートを元にあらゆる分析を施し、取引を行います。実際私は真面目に理論を学び、真摯に取り組み勝てるようになりました。
FXは一言で上がるか、下がるかを予測して売買する行為なので、一見するとギャンブルにも思われるかもしれません。確かに半丁を当てるかのように思われる方もいらっしゃることでしょう。しかしFXの世界はとても奥深く、学べば学ぶほど、「これは技術である。」という自覚が出てきます。
トレード技術を修得したトレーダー等は、勘で取引などしません。各々の分析力を元にトレードをしているのです。「まずは勝てる手法や勝てるエントリーポイントを探したりするのではなく、そもそもFX チャートはどういう仕組みで上下に動いているのか?」を理解することが1番早く上達します。これは勝てずに苦労した私からの確固たる提言です。
このブログを通じて、「勝てなかった頃の自分に教えたいこと」をテーマに情報発信していきます。手法や考え方、練習方法も、実践したうえでの真実を綴って参ります。
8. FX は努力次第で修得できる技術
FXにご興味がお有りであれば、”ローソク足”, ”移動平均線” などを既にご存知かとお察しします。これはテクニカル分析と呼ばれるトレードスタイルに用いられます。様々な理論や市場に働く法則に則り、あらゆる角度から分析した結果、そうなる確率が高いという根拠の元、売買を実行します。決してギャンブル行為のような勘には頼りません。ご自身の努力と経験で培った分析能力で冷静に執り行うのです。
事実、大手銀行から国際的企業の中には、専門のアナリストが常駐しています。それは例えば大企業が輸出入で得た外貨を換金する際に、どのタイミングで換金するのが有利なのか?を分析するために為替レートを入念に分析します。そこでも私たち個人トレーダーと同様、勿論テクニカル分析を行っています。またテクニカル分析はあらゆる金融市場(為替/株式/暗号資産/先物/ 国債など)に応用できる技術です。少々大袈裟に聞こえるかも知れませんが、資本構造における価格変動の全てに働く法則を理論体系化した技術であり学問なのです。
いかがでしょうか。真面目に取り組めば、その技術を修得できるということはご理解いただけましたでしょうか。但し間違った学び方をすると、私のように遠回りをしがちです。またやり方によっては、メンタルが持たなくて挫折をしてしまうでしょう。それを踏まえて、ここでは心理的な挫折を回避するため、トレーダーのメンタルに関する記事も沢山扱っていきます。少しでも挫折してしまいそうなトレーダー志願者を救済できる支えになれるよう尽力いたします。一緒に頑張りましょう!
9. ご忠告とご提案
1.テクニカル分析をある程度理解するまでは、大きな資金を運用しない
- 最初は誰でも負けるものなので、数回負けてしまっただけでは諦めない
- 本気でやるか否かは、入金ゼロ円で動かせる海外口座で試してから判断する
- 最初は全損しても一晩寝たら忘れるくらいの金額から始める
- そしてその入金額をまず2倍に増やせるか?を目標にしてみる
★常にリスクを踏まえ、相場に対して真摯に向き合うことを心掛けましょう。