メンタル/マインド

やる気を取り戻す FXで負けた人への激励

全てのFXトレーダー志願者は、幾度かの強烈な失敗経験を重ねることになります。巷では約半数が一年以内にトレーダーになることを諦めると言われています。その根本原因はメンタルです。そこでこの記事では少しでもあなたが負けた経験を乗り越え、再度意欲を取り戻して大きな志に向かって邁進できるような、そんなエールを送ります。

今回は私自身が勝てない時期に書いたFXトレード日記から『やる気を取り戻すための言葉』を抜粋、修正加筆してみました。さあ一緒に立ち上がりましょう。現役FXトレーダー全てに言えるのは、総じてみんなとことん勉強に費やしたということです。この記事があなたの一助になれば幸いです。あなたがこれを読み終わる頃には、少しでもやる気を取り戻せますように。

では始めます。

負けたら真っ先に敗因を明確にすること

『ここで心が折れなければ確実に勝者に近づく。』

大敗した時こそ、その記録をノートに書き殴ろう。負けた時の気持ちをトレード学習にぶつけよう。それで負ける前よりも確実に勝者に近づきます。

この画像は私が負けた時の日記です。読みにくいのはご容赦ください。結局敗因を書き出すことでしかミスを減らせません。まず自分の失敗を認めましょう。これを書いている時、負けた自分が情けなくてメンタルボロボロ状態です。こんな負け日記が100P以上あるかと思います。そのくらい勝てませんでした。なので私にはトレーダーとしての天性の才能はなさそうです。しかし今はだいぶ知り尽くしました。妙に大きく負けることもないので、真剣にトレードを繰り返してさえいれば、資金は増え続ける。という状態になりました。但し、緊張する場面も減ったので退屈や飽きが生じますが、真剣にトレードに取り組めば、資金が増えることは分かっているので単純労働として取り組めています。継続さえすれば、あなたもそうなるはずです。

今夜あなたは徹底的に負けたとしましょう。勝つためにはトレードで負けた原因を直視することです。しかし、あなたが2,3日して直ぐに立ち上がったならば、その時点で多くのライバル達に勝ったことになります。多くの人はこの程度で諦めるのですから。つまりFXトレードは心さえ折れなければいつか必ず修得できます。

勝てるFXトレーダーになるのであれば、結局迷ってる時間が最も憂鬱なのです。そして、やる気を引き出す方法は行動することのみです。行動することによってメンタルは回復します。FXを修得するためには何度も何度も負けを経験することで、自然と次のミスを減らすことに繋がります。経験則により、不穏な相場観を察知できるようになります。つまり今日のあなたの負けは、経験以外では学習することが出来ない価値あるものになり得ます。FXで負けたら、真っ先にその感情含め、トレード日記に書き殴ってやりましょう。少しは気持ちも落ち着きます。そしてそのノートが積み上がる度に強く上手くなっていきます。何よりも努力の痕跡が自分への励みになってくれます。

負けた辛さはトレーダーの通過儀礼です。

『大丈夫、着実に前に進んでいるから大丈夫です。』

トレーダーを志したのであればこの程度はみんなやらかしてます。なので今日の失敗を次に活かす方法を考えましょう。繰り返しますが、FXトレードノートに書き殴ってください。それが数ヶ月後にはスキルとなって身を助けてくれます。なので何事もシリアスに解釈し過ぎないことです。今日もこうしてこの記事を見つけたあなたは充分にトレード修行を敢行しています。継続できていている証です。なので大丈夫です。その大敗の痛みは通過儀礼です。勝てるFXトレーダーになるための通過儀礼みたいなものです。

シリアスに考え過ぎて辞めてしまわないように。このくらいの難易度は想定済みでいてください。そうすれば勝てるトレーダーに近づきます。ひとつひとつ分からないことをなくして、マーケットを何千何万時間と見ることで、波の挙動が分かってきます。延々と為替相場がランダムに動いているようには思えなくなってきますから大丈夫です。相場はランダム性はあれど規則や諸条件によって動いています。『大丈夫です。みんな何度も負けを経験しています。』負けた後にちゃんと立ち上がれたら、それだけでまた一歩勝てるFXトレーダーに近づいています。あなたは人生を大きく好転させるだけのスキルを得ようとしています。そのためには今まで経験したことがないほどの努力を要求されても当然です。ここで諦めなければあなたの勝ちです。

まず休もう。冷静さを取り戻そう。焦らないこと。

では少し落ち着いたところで、まずは休んでコンディションを整えましょう。FXのトレードストレスで枯渇したエネルギーを養うのです。『焦る必要はありません』ある時ふと負けなくなってきたことに気づきます。結局最初は地味に負けなくなってきたなー。程度のささやかな前進の気付き程度からやっとFXで勝てるトレーダーになっていくのです。トレードとメンタルには相関関係があります。メンタルが良好であれば自ずと成績も良いものです。また妙に焦ることでロットが増えすぎてしまったり、損切りが遅すぎたりすることも減ります。既に自分が冷静ではないと気付けたら、その日はトレードをしないことです。

負けた直後、自分の判断ミスに苛立ちを覚えているかもしれません。それは理性ある正常な反応です。逆に負けた口実として相場のせいにしたり、要人発言のせいにしてはいけません。自分の反省点を書き出したら、あなたはベストを尽くしました。あとはゆっくり休みましょう。今は精神力も残っていません。英気を養うのです。座ってポチポチするだけとて分析と集中に伴う脳疲労は大きいです。

丸半日ほどトレーディングした時はノーポジになった後、めちゃくちゃ疲れていたことに気付いたりします。一旦自宅から出ることをオススメします。家族に苛立ちをぶつけてしまったこともあります。行き場のない感情を抑制するには公共の場に身を置くことが適切です。私の場合、近所の銭湯に駆け込みます。サウナと水風呂を1セット繰り返す毎に、自分のパワーゲージが10%回復しているようなつもりで取り組みます。そして徐々に冷静さを取り戻していきます。

理性を最大化するよう努める

一旦、トレードから離れて休めましたか? よく休んで回復したら次は理性を最大化する修行をしましょう。トレードには真摯に向き合うこと。FXトレード は1番冷静な者が勝ちます。これはトレードにおけるひとつの理です。トレーダーは冷静な者が一番強いです。自分のメンタル状態が安定していて、脳が明晰である時は成績も良い傾向にあります

・私は常に一定であり、私は常に冷静である。と自身に言い聞かせましょう。

・目の前に広がる現象に対して、身を委ねてみましょう。

・そして向かうべきところへの道程を見失ってはなりません。

あなたが「前向きに生きる」という状態になるためには過去の失敗トレードや、損切が遅いなどの後悔が必要だった。と意識する事が出来ます。そう意識してしまえばいいのです。意識は完全に自由ですので、妙に負け癖を付けないでくださいね。トレードにおける理性とは、適切なエントリーと損切りを執行できる能力のことです。フラットに自己と向き合える状態こそ、理性です。理性を最大化するためには、自分の感情を客観しましょう。感情を実況中継するだけで良いのです。

例)

『今自分はトレードで含み損を抱えて動揺している』

『今は負けたせいで自暴自棄になっている』

『大きく勝ったせいで自信過剰気味。ラフなトレードになっている』

上記のように感情を実況することを繰り返すと冷静さを取り戻します。これは心理学でいうところのメタ認知です。自分自身を俯瞰した目線を持つことで理性的に振る舞い、冷静さを取り戻すことができます。理性を最大化することに努めましょう。

今あなたは人生を大きく好転させるだけのスキルを修得しようとしている

強制ロスカットに見舞われ、ほぼ全てを失った人間が再起を望んで何度も勝てるトレーダーになることを志し、うち数%の人間のみが実際に勝てるFXトレーダーとして大成する。つまり今立ち上がれば、あなたはもうトレーダー志願者上位30%には入っている可能性があります。あなたが既にある程度のFXトレード経験があるのなら、想定以上の難易度に打ちのめされた経験があることでしょう。そこで諦めるのではなく、難易度の高さを実感したのであれば、更に勤勉に取り組むしかありません。私もFXトレードを始めた当初、こんなにも勝てないものかと驚きました。チャートに翻弄され、打ちのめされたあなたは、身をもって難易度を知ることになりました。この失敗経験をプラスに捉え、以前よりも本気に取り組む機会にしたら良いのです。

自分自身がどこを目指して邁進しているのか?またそれを達成するまでにはどんな困難が待ち受けているのか?そしてトレードを修得した時、どんな生活様式になっているのか?何事にも言えたことですが、目標が大きければそれなりの難易度を伴うものです。負けた原因を明確にして次に臨む。そして諦めることを諦める。ひたすらに継続する。根性論でしかありませんが、実際に一線を越えるためには泥臭いほどの検証と学習量を要します。逆に言えば、トレードスキル修得は努力でどうにかなる程度のものです。FXで勝つためにはブレない思考とメンタルの安定を維持することが重要です

『手前の恐怖は妄想である。全力で立ち向かえば突破できる程度のものでしかないです』

負けた時に辛いのであれば、あなたはそれだけ真剣に向き合っている。

裁量型のテクニカルトレーダーになるための適性は、才能やセンスではな

地道に継続する意思の強さでしかないです。しかし修得した時の収益は凄まじいです。現在あなたの累計損失額はどのくらいでしょうか?その損失額を

たった1日で回収することも可能です。私は少額で始めたため、累計損失額は100万に満たないほどです。しかし勝てない頃のトレーダー黎明期には、一晩やり続けて、マイナス20,000円とて滅茶苦茶打ちのめされました。損失額の大小ではなく、ここまで自分が分析して真剣に臨んだのにも関わらず、

FXチャートでは全く通用しなかった。ということへの憤りです。何故なんだ?どうして自分には読めないのか?という自己否定を余儀なくされます。

損失額が大きいほどに痛みも大きいのは確かですが、それよりも真剣に取り組んだ結果、惨敗することの方が精神的に堪えます。持論ではありますが、そんな時は一時的にとことん自分を責めてみるのもアリです。自分の失敗トレードをとことん責めるためには、そのトレードの何がダメだったのか?を自己分析することになるので、負けに伴う後悔も成長の機会になり得ます。

負けたあなたの痛みは、それだけ真剣に取り組んでいる結果です。もう辞めたいほどの痛みを感じられるあなたは真剣です。まずはそこを評価してあげてください。

継続すれば、いつか必ず勝てる日が訪れる

FXで勝てるようになる。それはある日突然やってきます。且つ全くドラマティックな展開はなく、ここ1週間ほど毎日プラス収支を継続できているなあ。程度のことです。しかし全てのトレードを見返すと得意なパターンを修得していたり、損切り判断が正しかったりと、経験則の積み重ねが一定量を越えた時、突如としてトレードスキルが開花します。今勝ててない人は、まだ知識が乏しいか、チャートを見ている時間が少ないかのどちらかです。もし今あなたがFXで負けているとしても全く焦る必要はありません。焦るくらいなら何も臆することなく、昨日の自分になかった知識を一つでも取り入れるのです。昨日より1分でも多くFXチャートを観察するのです。誰しも必ず何度も何度も負けます。FXで勝てる方法を探すのではなく、相場がどのように動いているのか?という為替市場の仕組みを理解するのです。全てが自分自身で完結する以上、FXは努力が報われ易い世界です。今日の積み上げが1年後の莫大な利益となって還元されます。どうか焦らずに着実に学習を続けてください。FXトレードは覚えてしまえば、パターン芸に過ぎません。そのパターン芸が少しばかり複雑なだけです。必ず勝てる日が来ます。このブログでは余すことなく、真実のみを記述していきます。ぜひ私の手法からヒントを得てください。